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離婚の修羅場に臨むにあたり大事なこと<5回目>


前回は相手にも落ち度があって、浮気や借金をした場合
慰謝料をチャラにできるのではないか、という話をしました。
今回はその続きになります。



しかし、どんなに事情を加味しても、それには限度があります。
情状酌量をしても、慰謝料がゼロになることはありません。

金額はケースバイケースですが、1円以上にはなります。
これは過去の事例からも証明されています。




離婚を切り出され、「追い詰められた側」がどういう行動に出るのか。



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こういった状況でとり得る選択肢はおおよそ3つ。

1.その場から逃げる。または相手を脅し、
話し合いができないように仕向ける

2.投げやりになる。「もうどうにでもしてくれ」と
問題解決を放棄する

3.できる限りの誠意は尽くす



1を選択すると、話し合いに参加せず、調停にも参加せず
問題は長期化します。いつまでも解決はしません。



2の場合は大きな金額の養育費や慰謝料を決めても、
離婚後、結局は支払われることはありません。



未払い分を督促したり、金額を決め直したりして、
問題は再度、蒸し返されることになります。


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どちらにしても直面している問題の解決にはなりません。


誰だって3が正しいことは分かっています。

素直に3を選ぶことができれば、あえてこの文面をお送りすることもありません。


頭のなかでは3を選択しなければいけないと分かっていても
実際には2や3を選択し、行動してしまうから、問題になるのです。



なぜこのような思考と行動の相違が発生してしまうのでしょうか?
それは相手に対する不信感からです。



おおよそ「追い詰められた側」は自分の落ち度があることは分かっていて
相手に対する罪悪感が謝罪の気持ちがあります。

それなのに、その気持ちを表に出すことができないのです。



なぜなら、離婚の話し合いでは、責任の取り方に話が終始し
どうしてその事件事故が起こったのか、
その過程でお互いの気使いが足りていなかったのではないか。

そういったことに話が及びません。



「追い詰められた側」は一方的に責められ、萎縮しているうちに
「もう謝るのはゴメンだ」「もう好きにしてくれ」と逆切れしたり
開き直ったりしてしまうのです。



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「本当は君だって悪いはないか」と言いたいのに言葉にできない
または言ったところで相手にされない。これが繰り返されることで
どんどん不信感が募ります。




その結果として、2や3を選択してしまうのです。
これでは何の解決にもならないことは分かっているはずなのに。
解決まで時間がかかればかかるほど、
長い期間、ストレスに悩まされることになります。

ただ、この文面を読まれた方はもう大丈夫ですね。

なぜ、頭のなかで考えていることと、
実際行動に移すことが違うのか、お分かりいただけたかと思います。



そこに至る経過や流れは分かったとして、頭のなかで思っているだけでは
何ら相手に伝わりません。



1を選ぶことが最善だと理解できたのですから、
きちんと行動に移すことです。


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