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<慰謝料の巻>


12.慰謝料請求をバッチリ成功させる秘策とは?2回目


さて前回からお話している
「慰謝料請求をバッチリ成功させる秘策とは?」の2回目になります。

前回までは、なぜ「慰謝料を請求した後の対処が大事なのか」
というお話をしてきました。

今回はその続きからです。


まず大事なのは、何のために浮気相手に慰謝料を請求するのか
その目的をあらかじめ知っておくことです。


慰謝料請求の目的は「復讐」ではありません。
家庭がある人間と交際し、不貞行為を働くなんてとんでもない。


とんでもないことは確かですが、相手をケチョンケチョンにやっつけるために
慰謝料を請求するわけではありません。


相手をやっつけるためなら、善悪は別として、面と向かって
怒鳴ったり、罵声をあびせた方がせいせいします。
「復讐」をするのなら、また別の機会に行ってください。




慰謝料を請求する目的というのは「復縁の禁止」です。
不貞行為があったことが百歩譲って、仕方ないとしても
今後、同じようなことが起こらないよう、再発防止をします。



今までも何度かお話しているように、
不意打ちを防ぐことは非常に難しいです。



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これは大きな離婚原因となる、暴力、借金そして浮気、どれも同じです。
何の前触れもなく暴力を振るわれる、多額の借金をする、
そして会社の同僚と浮気をする。


この前触れに気がつくことが、
非常に難しいことは、私も承知しています。



なぜなら、どのような問題行動を起こしたのが、
今まで信頼していた人間だからです。


毎日の生活で相手を疑いながら、
生きていくことは現実的にはできない、ということです。



もちろん1回の過ちが原因で離婚するケースもあります。
それはそれで肯定も否定もしませんが、
今回扱う分野ではありません。



今回はその過ちを受け入れ、許し、もう1度、
人間関係を作り直す場合の話です。

もし壊れてしまった人間関係を再構築するのなら
その出来事が二度と起こらないよう「再発防止」に
相当程度、力を入れることです。


基本的に暴力も借金も浮気もそのまま放置しておくと再発します。
この再発をどのように防ぐのかが非常に重要になります。



浮気の場合、再発防止をする方法というのが
「浮気相手に慰謝料を請求すること」なのです。



慰謝料請求をすることで夫または妻と、浮気相手が復縁することを
未然に防ぐことができます。



では、具体的に何をするのかというと・・・


1つは誓約書を書いてもらうことです。


誓約書というのは
「不貞行為があったことを認めます」
「今後、一切連絡をとりません」
「もし復縁した場合は慰謝料○○○万円を払います」
というような内容を盛り込んだものです。



誓約書は証拠として残り、
もし浮気相手が何かの拍子に復縁しそうになっても
誓約書を書いたことを思い出し、復縁を踏みとどまる効果があります。



もう1つは、文面のとおり、慰謝料を支払ってもらうことです。



支払方法は一括と分割がありますが、どちらにしても
浮気相手としては、自分の持っている貯金残高が減ることになります。


そのことで当たり前のことですが、浮気は社会的に許されない行為であることを
身に染みて理解することになります。



まとまめすと・・・
夫または妻と、浮気相手の復縁を防ぐために
誓約書を書かせ、慰謝料をもらうことが、慰謝料請求の目的になります。



では、この目的を達成するために、何をすれば良いのかという視点で
「慰謝料を請求した後のこと」を具体的に見ていきます。




慰謝料を請求するために内容証明を作成、浮気相手に送りつけたけれど
慰謝料をもらえないし、誓約書も書いてもらえない
何より暴言や屈辱的な言葉を吐かれ、
余計に精神的苦痛を受けるケースがあります。



このような事態になってしまうケースに共通するのは
「感情的に対応してしまうこと」です。



相手に言われた言葉を冷静に考えないまま、
カッとなって言い返してしまうことです。
その結果、取り返しのつかないことになします。






間違われている方が多いと思いますが、浮気相手に内容証明を送りつけたら
何もしないでも慰謝料が振り込まれてくる、
誓約書が返送されてくるということはありません。


もちろんゼロではありませんが、少数派です。



相手がダダをこねてきた場合
そこでどうするのか、対処法を考える必要があります。
できれば慰謝料を請求する前に、対処法を知っておくことが大事です。




この対処法を間違えてしまい、せっかく慰謝料を請求したのに
うまくいかないケースが多くあります。




だからこそ、『事前理解』が非常に重要になります。
悪い対処法というのは上記でお話した
「感情的に対応してしまうこと」です。




悪い対処法を『良い対処法』に変えていくには、どうしたら良いでしょうか?
(次回に続きます)


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